熨斗の基本知識と当社での対応について
短冊熨斗
当社では、環境への対応から「御中元」「御歳暮」等、一部の用途に使用される熨斗につきましては、短冊熨斗を使用させていただいております。
何卒、皆様のご理解とご協力のほどお願い申し上げます。
短冊熨斗の対象となる文言は以下の通りとなります。
- 御中元
- 暑中御見舞
- 暑中御伺
- 残暑御見舞
- 残暑御伺
- 御歳暮
- 寒中御見舞
- 御年賀
- 御年始
- 粗品
- 寸志
- 御挨拶
- 心ばかり
- ほんの気持ち
- プレゼント
- 無地赤
- 感謝
通常熨斗
通常熨斗の対象となる文言は以下の通りとなります。 ※一例となります。詳しくは用途一例をご確認ください。
- 御祝
- 御礼
- 寿
- 御挨拶
- 内祝(結切10本)
- 内祝(蝶結び)
- 出産内祝
- 無地赤(蝶結び)
- 御見舞
- 快気祝
- 退院内祝
- 志(黒白)
- 志(黄白)
- 御供(黒白)
- 御供(黄白)
熨斗の基本知識
主に冠婚葬祭や季節のご挨拶など、品物を贈る際に使用されます。
慶事用や弔事用など水引の色や種類によってさまざまですので、贈る目的によって使い分ける必要があります。
また地方によって習慣が違いますので、目上の方に聞いたり、お贈りする方に失礼がないように心がけることも必要です。
◆熨斗紙(のし紙)
熨斗・水引が用紙に印刷されているものを熨斗紙と言います。
◆熨斗(のし)
のしは熨斗鮑(のしあわび)の略語です。
贈答品は弔事全般、病気見舞い、災害見舞いなどには熨斗(のし)はつけません。
◆水引(みずひき)
贈る品物をしっかり結びとめるという意味があります。水引には2種類の形があります。
基本的に本数は奇数で作られており、目的に応じて結び方も異なります。
熨斗紙をかける際、適していない結び方のものを選んでしまうと失礼に当たりますので十分に注意しましょう。
当社では慶事には「紅白」、弔事には「黒白」「黄白」の水引をご用意しております。
◆表書き(おもてがき)
水引の上に書く文字のことです。どんな贈り物かを記します。
例)御祝、内祝、御見舞、志 等々
◆贈り主の名前
苗字のみ、名前のみ、フルネーム、会社名など用途により異なります。
例)小林、重太郎、小林重太郎、株式会社小嶋屋総本店 等々
熨斗の用途一例
熨斗の種類 | 用途 | 贈る側としての 表書き |
お返しとしての 表書き |
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祝いのし 結び切り(水引5本) 重ねて起きて欲しくないと思いを込めて、御見舞いや全快・快気祝などに用いられる。 |
病気見舞い | 御見舞 退院御祝 |
快気祝 内祝(結切り5本) 御見舞御礼 御礼 快気内祝 退院内祝 全快祝 |
祝いのし 結び切り(水引10本) 固く結ばれて離れないことから、主に婚礼関係の祝事に使用。 |
結婚のお祝い | 寿 御祝 御結婚祝 |
寿 内祝 結婚内祝 |
祝いのし 紅白蝶結び 一般祝事、御中元や御歳暮などには、何度でも繰り返したいという願いから、簡単に結び直せる蝶結びの水引を使用。※出産祝いのお返しの場合、お子様のお名前にフリガナもご記入いただけます。
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出産のお祝い | 御祝 御出産祝 |
内祝 出産内祝 |
お誕生日の お祝い |
誕生日御祝 | 内祝 | |
新築祝い | 新築御祝 御祝 |
内祝 | |
入園・入学・進学のお祝い | 入園御祝 入学御祝 進学御祝 |
内祝 | |
長寿のお祝い | 寿 御祝 祝還暦(古希~百寿) 銀婚式御祝 金婚式御祝 |
内祝 | |
お礼 | 御礼 感謝 |
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新年の御挨拶 | 御年賀 御年始 |
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夏の御挨拶 | 御中元 暑中御見舞 暑中御伺 残暑御見舞 残暑御伺 |
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冬の御挨拶 | 御歳暮 寒中御見舞 |
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引越しの挨拶 | 御挨拶 粗品 |
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手土産 | 粗品 心ばかり ほんの気持ち プレゼント 感謝 寸志(目上から目下の方へ贈る場合) ※表書き無しの無地紅白でも承れます |
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仏のし 黒白水引 二度と繰り返したくないお悔やみ全般に対しては、水引は結び切りで一般的に黒白を使用。
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葬儀 | 御霊前(宗教問わず共通で使用可能) 御仏前(仏式の場合) 御供 |
志(香典返しの一般的な表書き、宗教問わず使用可能) |
仏のし 黄白水引 一周忌または三回忌以降に使われる水引の色です。
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葬儀 | 御霊前(宗教問わず共通で使用可能) 御仏前(仏式の場合) 御供 粗供養 |
志 |